ブログ
2018.04.01
寒さも和らここ数日は汗ばむくらいの陽気です。自宅の前の徳島城公園では桜も満開です。
さて、この時期「花粉症」で悩んでおられる方も多いのではないでしょうか。この花粉症対策に空気清浄機や色んなマスクも盛んに宣伝されています。又、天気予報と同様に花粉飛散予報も当たり前になってきました。
<花粉症の症状>
花粉症の症状は個人差があり現れ方も様々ですが、鼻水、くしゃみ、鼻づまりから始まり、目のかゆみ、不眠、頭重、時には微熱が出たり、全身症状が現れたりする方も居られます。
1月~4月はスギ花粉、5月~6月はヒノキ、8月~9月はブタ草、イネなど時期によって反応するアレルゲンは変化していきます。花粉症がひどくなると、自分でも気が付かないまま集中力や判断力、作業効率が低下してしまう状態になったりすることがあるようで、本当に悩ましいですね。
<はり治療>
「はり」というと、裁縫で使う針をイメージして痛いのでは・・と思われる方も多いのではないかと思いますが、そんなことはありません。「はり」は奥の方で押されているような、重く響いて凝りをほぐしてくれるような感じがあります。花粉症からくる不眠、肩こり、頭重などの症状を訴えて来られる患者様は、後頭部や後頚部のツボに刺激の緩いはり治療を行うと鼻詰まりが通ってくるなど症状が改善される方が多いです。
<ツボ押し>
ご自分でもできるツボ押しを紹介します。
●「天柱(てんちゅう)」「風池(ふうち)」
頭の後ろ髪の生え際で、頸の後ろの僧帽筋という筋肉のすぐ外側に「天柱」その横のくぼんだ所に「風池」というツボがあります。
(押し方)
親指で頭の中心に向かって押し上げるように押します。少し天井を見上げるようにすると押しやすいです。頭の奥の方にズーンと重く響くような感じがします。
●「晴明(せいめい)」「攅竹(さんちく)」
目頭のすぐ上のくぼんだ所に「晴明」というツボがあります。そのすぐ上で眉の内端に「攅竹」というツボがあります。
(押し方)
親指をツボに当てて、くぼみの奥に押し上げるように押します。押し終わると目が軽くなり明るくなったような感じがします。
この時期花粉症に苦しんでいる方も多いと思います。ぜひ試してみてくださいね。
お問い合わせご予約は
お気軽にどうぞ